【学習漫画】アンナ・パブロワ

寝る前に子どもに読み聞かせしながら1時間弱で読め、いままで曖昧だったバレエの歴史もなんとなく理解でき、伝記としても面白かったので、オススメです。

おすすめポイント
  • 「瀕死の白鳥」の誕生秘話
  • 「日本にバレエが本格的に上陸した背景」
  • 「バレエリュスってなに?」という人に
  • バレエに一生を捧げた人生

「瀕死の白鳥」は「白鳥の湖」と関係あるの?

まず、答えを言います。瀕死の白鳥は白鳥の湖とは関係ありません

「そもそも、「瀕死の白鳥」ってなに?なんとなく観たことあると思うけど、「白鳥の湖」のワンシーン?あれ?でも、この間「白鳥の湖」にそんな場面なかった?」と思っていた初心者の私。同じくらいの認識の人も案外いるのではないでしょうか?

「瀕死の白鳥」とは、すでにあったサンサースの「動物の謝肉祭」という組曲の中の1つ、「白鳥」にミハイル・フォーキンが振りをつけ、アンナ・パブロワ が踊ったものです。

その後も多くのバレリーナに踊り継がれ、バレエといえば「白鳥」というイメージが定着していますよね。

マリインスキー・バレエのプリンシパル ウリヤーナ・ロパートキナ(2017年引退)の瀕死の白鳥

「バレエ=ロシア」な訳がなんとなくわかった。

この漫画を読む前にちょうど、バレエママ仲間から「バレエってロシアの文化なのになんで、フランス語なのかな?」って言われて、「もともとフランスのものだったんだけど、ロシアで発展したんじゃない?」って話をしていたんです。

だいたい、その認識でいいのですが、この漫画では、もっとわかりやすく描かれていました。

アンナ・パブロワが学んでいた時代のロシアは、ちょうど、皇帝の庇護のもとバレエが発達して、世界中から才能が集結していた時代なんですね。逆にその他のヨーロッパの国々では下火になっていたようですからロシアがなかったら今ごろバレエは世界中で踊られることはなかったのかもしれません。

先ほど少し触れた「白鳥の湖」をはじめとする、チャイコフスキーの作曲した三大バレエの振付師のプティパなどもフランス人です。

ちなみに、アンナ・パブロワが初めてみた作品も、三大バレエのひとつ「眠れる森の美女」の初演だったそうです。

しかし、ロシア革命がおこりロシアにいられなくなったダンサーたちが世界中を公演して周り、フランス語で「バレエリュス」と言われるようなロシアバレエムーブメントを起こしていったから「バレエ=ロシア」というイメージが強いようなのです。

日本でバレエが認識されるようになったのも、アンナ・パブロワの来日が大きかったようです。そのため、日本では「バレエ=ロシア」のイメージが強いようです。

Mrs.ぴぎぃ
Mrs.ぴぎぃ

チャイコフスキー三大バレエとは「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」。どれも名曲ばかり…。

バレエに一生を捧げた女性

アンナ・パブロワは、自分のバレエ団をつくり団長として日本だけでなく南米など世界中を公演してまわりました。

風邪をこじらせても巡業をやめず、肺炎から胸膜炎を患ってしまったアンナ・パブロワ。手術をすすめられるも「踊れなくなるのは嫌だ」と拒否。50歳でお亡くなりになったそうです。

ひとつの世界でトップをとり、本人もその自覚があり、その発展に一生を捧げる人って凄いなって単純に感動しますね。

小さい頃に偉人伝を読むと「自分はどのジャンルでそういう人になるんだろう」と変に焦ったりしたような気がするけど、大人になって偉人になり損ねた今は割と素直にそう思えるものです。

「娘はどうかな?」と思うけど、そのような(一つのことを頑張る)スイッチはまだ入ってないよう…。バレエが娘の一生の仕事にならなくても支えていきたいなと思います。

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