【積ん読解消】開催報告

「積ん読解消クラブ」の読書会が行われました。
今回の参加者は3名。
1人は初参戦!

初参加されたせなさんは、Webからのご応募だったので、本当に「はじめまして」でした。

1冊目『早く正しく決める技術』

読んだ人:はる

著者が若いリーダーに「決める技術」を教えてほしい
という依頼を受けたことから書かれた本

・80%のどうでもいいことが「決断」を鈍らせている。 

・「捨てられない」から決められない

・7割いけると思ったら動く

・最後は1%の直感に従う
 
物事を進めるにはまず
「数字」「ファクト」「ロジック」で組み立て、迷ったら最後は直感。

この直感の精度をあげるために必要なのが
大量のインプット。

そして、
失敗するのが怖い人に贈る言葉

「失敗すれば多数派」
行動して失敗したら、それはあなたが多数派であったというただそれだけのこと。気に悩む必要はない。

エジソン流に言うと
「うまくいかない方法を発見した」だけのこと。
ただし、行動しなければ絶対に成功はない。

せな

 どのようにしたら正しく早く決断できるか?
そのためには大量のインプットをすること。
また失敗を恐れないことなどがポイント。
失敗したら多数派って言葉が印象的。早く決断して、沢山失敗して、どんどん精度を高めればいつか成功できる。

おねま

2冊目『脳にいい人間関係をつくりなさい』

読んだ人:せな

「脳にいい人間関係をつくりなさい」
人間関係の悩みはどこからくるのか?
それは利き脳の違いからきている。

悩みの原因について知ることはストレスの軽減にもつながると同時に
人はどのような利き脳をもっているのか理解をすることができる一冊。

利き脳ごとの特徴、長所についての詳しい解説もあり。

はる

 脳は右脳と左脳で4つにわかれ、「利き脳」はさらに4つの組み合わせから15通りあるそうです
右脳派、左脳派とかよく聞くけど、両方とかいろんなタイプがあるんですね

おねま

3冊目『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

読んだ人:おねま

私がファクトフルネスを選んだ理由は、ベストセラーになっていたので購入し、最初の方を読んで「面白いなあ」と思ったものの満足してそのままになってしまったからです。

今回のコロナ騒動(開催日は2020年3月)で、「政府への不満」「恐怖心」様々な思いが心を支配してしまうときがあるような気がして、今自分が学ばなきゃいけないのは「ファクトフルネス」かなと思いました。

「ファクトフルネス」とは、事実にもとづいて世界を見ようという提案です。この本では10種類の「思い込み」が書かれています。その「思い込み」によって世界を見誤ってしまうことがあるのです。

今回、私が読んだ「思い込み」は犯人探し本能(第9章)。

コロナ騒動で国の政策に対して憤って「人災だよ!」とまでいう人がいたので、ちょっとそこまでは言いたくないな…と読書会ではこの章を中心に読みました。

物事がうまくいかないと、誰かがわざと悪いことを仕組んだように思いがちだ。誰かの意思で物事は起きると信じたいものだし、一人ひとりに社会を動かす力と手立てがあると信じていれば、おのずとそう考えるようになるだろう。個人が社会を動かしていると考えれば、社会は得体の知れないものだという恐怖心を取り払える。

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(p264)

物事がうまく行かないときには、「犯人を捜すよりシステムを見直した方がいい」と訴えてきた。では、物事がうまくいったときはどうだろう?そんなときには「社会基盤とテクノロジーという2種類のシステムのおかげだ」と思ったほうがいい。

人類の成功はたいてい力のある偉大なリーダーのおかげとされ、普通の人たちはその陰に隠れてしまう。でも私は、普通の人を讃えたい。世界の発展に貢献してきた名もなきヒーローを讃えて、パレードをしようじゃないか。

『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』(p278) 

強いリーダーシップを発揮できない日本では、どうしても国の政策に憤ってしまう部分もあるのですが、そうではなく、個人が小さなリーダーシップを発揮することが望まれているように思えます。

小さな会社に勤めている人だったら、助成金を調べたり、こんなときでもできるようなサービスを考えたりして、勤めている会社の経営者に提案する。

近所の人のかわりに買い物に行ってあげる。子どもが遊ぶときのルールを決める(三密を避ける、手洗いの徹底)…など

はる

 人間は10の本能が引き起こす思い込みにとらわれてしまっている
 世の中であふれている固定概念。
それが実は偏見であるという事実が書かれている。
その偏見を取り払うことで新しい世界観を持つことができる一冊。

せな

終わりに

いままで平日に開催していた読書会ですが、今後は、土曜日にも開催するかも知れません。

はる

 1時間と言う短い時間で、
3冊の本のエッセンスを
知ることができる有意義な時間でした。

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