【積ん読解消】開催報告(2020年4月)

「積ん読解消クラブ」の読書会が行われました。
今回の参加者は3名。

1冊目『がんばらない子育てのコツ 残りは神様がやってくださる!』

読んだ人:せな

「今以上のものを欲しがってもかまわない」
新しい子育て法について、30年以上の開発をかけたジョングレイ。
前向きな子育て方のための5つのメッセージがあり、
その一つに「今以上のものを欲しがってもかまわない」がある。

求めることや、よりよいものを欲しがることは悪いことじゃない。
感謝する美徳を伝えること。
親に交渉すること、丁寧なお願いの仕方を知ること。
決定権は親にあること。
などなど…人格をしっかりもった人として子供に接することが大切なんだと学びました。

改めて読んで元気を与えられる子育て方がちりばめられていました^^

それを日常の子育てに取り入れていけるようにまずは
5つのメッセージを見えるところに張り付けることから始めます。

はる

 子育て「5つのメッセージ」のしていいことの項目が、親の考え方次第で、子どもとの向き合い方がとても楽になるのではないかと思えた
子育てでは気がつくと自分の願望を押し付けてしまうのですが、一人の人間として尊重することが大切なことなのかもと思えました。

おねま

2冊目『「朝1時間」ですべてが変わる モーニングルーティン』

読んだ人:はる

モーニングルーティーンとはなにか?
一般的にルーティーンとは変えないもの
と思われがちだが、
この本では自分のなりたい未来を見据えて
「朝1時間」のルーティーンを
戦略的に変えていくことを提案。

「朝1時間」の使い方を志向別(4タイプ)
 に具体的に書いている。

「朝1時間」を30分に分ける。
・最初の30分で1日のタスクを段取る。
・後半の30分で夢への種まきを進める。

朝活の「START UP」の法則
頭文字で
Sleep      最適な睡眠時間を確保する
TARget   志向別に種まきを設定する
Time        朝の用事を自動化する
back UP  バックアッププランを立てる

睡眠は7時間を確保し
朝活が思い通りにいかなかった
日も落ち込まないために
バックアッププランを3つ
用意しておく。

せな

 朝1時間の30分は1日のタスクを考える時間。
30分は夢への種まきをする時間。
スタートアップにはねることが大切ですね、という言葉が印象的でした
正直、そんなに真面目にできないかも…。と思ってしまいましたが、自分のタスクや行動を将来の為のものなのかと考えることは実践してみたいです。

おねま

3冊目『仕事はうかつに始めるな』

読んだ人:おねま

作者の石川善樹さんが好きで、この本は過去にも読んでました。
腰痛対策にもなるアーユルチェアの存在を知って、購入を決めたのもこの本のおかげです。

仕事をする際の「フローとは何か?」「集中力の保ち方」や「無理のない姿勢」について書かれている本。今までは、ハウトゥー的に読んできました。とはいえ、なかなか現実には実行できておらず、少しでも改善できればと選びました。

けれど、読書会で本の紹介をまとめようと読み進めてみると、最終章である第5章「人生100年時代の働き方」の「うかつにモチベーションを上げてはならない」「本気を出すのは50歳から」という小見出しが気になりました。

よく、「モチベーションが上がらない」「モチベーションを上げるためには」という言葉を発してしまうと思います。しかし、石川さんはダイエット(石川さんはダイエットの研究もされています)や仕事の成功にはモチベーションは逆に邪魔になるといいます。モチベーションを言い換えると「意志」。モチベーションや意志は短期的な成功にはいいのですが、仕事やダイエットなど、長期的に保ち続ける必要のあるものには向かないのです。そこで必要になるのが「習慣」です。「習慣」にする方法はぜひ本書をもっと読んでみてください。

「本気を出すのは50歳から」は流行した人生100年時代の仕事観に関係します。ベストセラーになった『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン アンドリュー・スコット著)で紹介された働き方です。一つのキャリアで一生働くのではなく、キャリアチェンジをしながら長く働く時代になるというものです。

「そうやって50歳までにいくつかの専門分野を持ち、自分なりの人生の生きる意味を見つける。そこからようやく輝く時期が始まります。本気を出すのは50歳からでいい。そう考えれば、気負うことなくいろいろな挑戦ができるのではないでしょうか。」

『仕事はうかつに始めるな』(p142)

本気を出すのは50歳と言いながら、それまでに。いろんなジャンルの専門家になる訳ですから結構大変そうだなあ〜という印象。でも、30歳くらいでも「私はこれしかできないから」と新しいチャレンジを諦めてしまっている人には聞かせたい言葉です。

はる

 本気を出すのは50代からという。
もちろんそれまでの経験が大事だが勇気をもらった。
 50歳からが本番。
それまでにいろいろと感心のある分野でフロー(集中力)状態で一つひとつ取り組んでいくこと。
そうすると50歳のときから、自分の生き方がはっきりと決まり
本気で取り組んでいくことができる。仕事においても。
それまではいかにフローな状態であるかが重要。

せな

終わりに

第四土曜日に定期開催することが決まりました!

 限られた時間の中、有意義な時間をすごすことができました。
1か月に1度のペースですが、学びの時間はありがたいです^^
また次回の参加、楽しみにしています☆

せな

はる

 読書会では、自分では手に取るかことがないかもしれない本と出会い、エッセンスを知ることができるのが毎回楽しい。

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